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2022-11-06

【秋のAyurveda letter】こころと身体の質を整え、穏やかに豊かであるために出来ること

11月になりましたね。朝晩の冷え込みがきつくなったと思えば、急に気持ち良く暖かな日もあったり、少し不安定な秋の気候ですね。

みなさま、お変わりなくお元気に過ごされていますでしょうか?

今回は秋のアーユルヴェーダについて、秋に変化がでやすい心の変動のことも含めてブログをまとめていきたいと思います。

よければ、お付き合いいただけますと幸いです。

秋はどんなエネルギーの季節なのでしょう?

11月はアーユルヴェーダのエネルギーでいうヴァータ(風)のエネルギーが強まるシーズンです。

ヴァータは「動き」のエネルギー。

夏が終わり、湿気などの重たさもなくなり、軽さの出てくる秋の季節はヴァータが強まりやすくなります。活動的に何か行動を起こしたくなったり、頭の中もあれこれと年末や年明けに向けての考え事も多くなったりするかもしれませんね。

スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋、なにかを始めたくなる秋。みなさんはどんな秋の予定を立てていますか?

動きの風エネルギーにのって、秋に軽やかに行動することは自然の流れに沿って心地よく過ごすことのひとつにもなりますね。

ヴァータ体質の方や、秋にヴァータが高まりやすい方は、動きすぎやそわそわしないためのバランスをとるケア方法も大切になります。

私たちの心は常に揺れ動いていて、自然のエネルギーに影響を受けて、そわそわしたり、忙しなくなったりもします。

逆に動きがなくなって、何もしたくなくなったりすることもあります。

でも、それが私たちの個性です。揺れ動くのは自然なことです。

今回のブログは、そんなこころの動きを理解しつつ、チェックシートに沿って簡単なメンテナンス法をまとめていこうと思っています。秋の養生の参考になりますように。

体質タイプと今の心の状態のチェックしてみましょう

サロンやオンラインでのセッションで体質チェックをされた方は基本の体質については、なんとなく、ご理解いただけているかと思います。

ご自身の体質タイプも参考にしつつ、今回は簡単にこころの状態のチェックもして、ご自身のこころに目を向けてみましょう。

まずは、あてはまるものにチェックをして、数をチェックしていきます。

〈 A 〉

・なんだかやる気が湧いてくる

・たくさんの物事もしくは細かなことが気になる

・他人のことが気になったり、羨ましい気持ちになる

・なんだか怒りっぽい、イライラする

・周りに期待をする、結果を求める

〈 B 〉

・なんだかやる気が出ない、気だるさを感じる

・興味が湧くことが少ない、見つからない

・人と会う、話すことがおっくうに感じる

・やりたいと思えることがない

・先々のことを考えると憂鬱になる

〈 C 〉

・今に満たされている感覚がある

・やりたいと思えることが明確にある

・穏やかな気持ち、気分にムラがない

・まわりの人や物事に感謝の気持ちが湧いてくる

・自由だと感じる

Aが多くついた方へ

こころがとても活発な状態です。

活動的で動きがとても活発。強まりすぎるとテンションが高くなりすぎたり、怒りっぽくなるかもしれません。

Bが多くついた方へ

こころが停滞しやすい状態です。

この状態が強くなったり、長く続いたりすると、ネガティブから抜け出しにくくなってしまうかもしれません。

Cが多くついた方へ

こころが豊かな状態です。

この状態が続くと、満たされる感覚が高まり、今に満足する気持ちが生まれてきます。

こころの状態はいつも揺れ動いています

みなさんの今のこころの状態はいかがでしたか?

こころはいつもAとBをいったりきたり、揺れ動いています。感情や思考のクセは、様々な要因があって決してシンプルではありません。

こころのバランスが乱れてしまうと、なんとなくのこころの不調が増え、お肌の健康も損なわれてしましいます。

こころとお肌は繋がっています。

こころが緊張すると、お顔が赤くなったり、ぞっとするようなことが起きたら鳥肌が立ったりもしますよね。

ストレスが多くなると、お顔はくすみ、ニキビが増えたり、シミが増える、たるみやすくなるなどトラブルへと繋がっていく原因にもなります。

アーユルヴェーダの知恵を借りた、こころの整え方

アーユルヴェーダの知恵の中で、なんとなく不調を感じる時、身体からアプローチが有効なことも多く、感情を整えてくれる手助けをしてくれます。

自分の身体やこころと向き合う時間は、労わる気持ちが湧いたり、自分のことをより深く知るきっかけとなって、こころの豊かさを与えてくれる時間にもなります。

アプローチ方法は難しいことはなにもなく、生活の中で簡単にできることや、こころがけをするだけです。

そして、全てを完璧にするのではなく、今の自分に必要なこと、心地よくできることから、ご自身のペースで始めていくこと。

私たちには、みんな個性があり、必要なこと、合うケア方法も様々です。

ご自身と向き合い、必要なケアを取り入れ、健康で心地の良い習慣をつくっていきましょう。

決まりはないです。そして焦らずに、たのしく、なじませていくこと。

私はこれがとても大切だと感じています。

例えばどんなことができるのか?

例えば、

Aが多かった方は、イライラを抑えてくれる簡単な方法をとして「ぶどうを食べる」

心がけとしては「スケジュールに余裕を持たせる意識をする」などがあります。

Bが多かった方は「生はちみつにしょうがパウダーを混ぜて舐める」

心がけは「とりあえずやってみる」など。

シンプルなことばかりです。ごくごく一部ですが、食事で口にするもの、意識することからアプローチできることがたくさんあります。

不調を減らし、予防していくために習慣を整えるアーユルヴェーダの知恵はやさしく寄り添ってくれるケア方法が幅広くあります。

自分になにが合うのか、今どんなことが必要なのか、より詳しく知ってみたいという方は、まずはお気軽に体験セッションを受けられてみることをおすすめしています。

季節のケアや、個人に合わせたセッションもございますので、そちらもお気軽にお申し込みくださいませ。

まとめ、わたしのアーユルヴェーダ習慣

私自身もアーユルヴェーダを生活に取り入れたり、学んだりして1年ほどが過ぎたところです。

アーユルヴェーダの世界は奥深く、実践できることの幅もとても広いので、まずは興味があること、できそうなことから始めています。

私は実用的なことでは、朝の舌磨き、白湯飲み、ヨガの太陽礼拝、スパイスを煮出したり料理に入れてみたり、

体質や心の質でもアーユルヴェーダの考え方を日々取り入れてみたりしています。

まだまだ知らないこと、できないことも多いですが、焦らず自分のペースでアーユルヴェーダと向き合いながら、生活に取り入れています。

自分の身体のこと、こころのこと、そしてお肌のこと。

長く付き合っていきたい「健康である」ということを、自分らしく、個性を活かして向き合っていこうと思っています。

私もまだまだ学びの最中ではありますが、深めている過程もみなさんとシェアしながら楽しんでいきたいと思っています。

アーユルヴェーダのことについて知ってみたい方や、ご自身の質と向き合ってみたい方はお気軽にご相談くださいね。

アーユルヴェーダのセッションについては こちら から。

長い文章になりましたが、お読みいただきありがとうございました。

秋を心地よく過ごすために、少しでも参考になることがありましたら幸いです。

私にお手伝いできることがありましたらサポートさせていただきますので、いつでもお声がけください。みなさまの秋が、こころ豊かに素敵な秋の時間を過ごされますように。

 

 

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