私の美容遍歴【エステティシャンになる前の自分】
今まで私がどのようにして今の美容の考え方にたどり着いたのか、どういった経験をして今に至るのか、お話したことがあまりないように思います。
自分の中での振り返りも含めつつ、blogに残してみようかなと思います。
思い返せば、学生時代の私は特にやりたいこともなく、自分に自信もなくて、悶々とした日々を送っていたように感じます。
人並みに学生生活を謳歌したり、恋愛したりもしたけれど、自分に自信がないがゆえなのか、自分にないものを持っている人に惹かれがちで、相手の本質を見ているというよりは「無いもの」を相手に求めるような感覚で、自分自身のことを相手に伝えることもできていなかったなと、今になってみて気が付くことが多いです。(反省)
なにか「変わりたい」という感覚が常に自分の中にある10代から20代初めでした。
でも、何から変えたらいいのか分からなくて、もやもやとするような時間が長く続いていました。
美容の世界に触れるきっかけ
そんなこんなで、時が流れ、気がついたら就職をして社会人になっていました。
社会に出て二年程、このままで本当に良いのかなという気持ちがずっとつきまとっていました。
そんな時、友達に「お姉ちゃんが働いてるエステに一緒に脱毛の体験に行かない?」と言わました。
特に脱毛したいと強く思っていたわけでもなかったのですが、毛深いし(恥ずかしながら)、休みの日は暇だし、行ってみようかなくらいの気持ちで体験へ行きました。
これがエステサロンに初めて足を踏み入れたきっかけでした。
その日は簡単なパッチテストを受けて終了に。15年以上前のことで、今ほど誰もが脱毛している時代ではなく、社会に出たばかりの私に、脱毛の金額はなかなかに高額なものでした。
毛がなくなったらいいだろうな、けど高いしな、うーんと思いながら帰宅したのでした。
ふと思い立って脱毛することに
エステサロンに行ってから数日が経って、いつもと変わらない毎日を過ごしていた私ですが、頭のどこかで、コンプレックだったこの毛が無くなれば、何か変わるかなと考えていました。
ある時、ふと思い立って「脱毛しよう」と決めて、気持ちが変わらいうちに始めることを宣言しようと思い、友達のお姉ちゃんに「脱毛したいです」とメールしました。
別に人生を変えるような大きな決断をしたわけではないのですが、これは私にとってのひとつのきっかけでした。
私が美容業界に触れるきっかけは顔やスキンケアではなく、脱毛だったんです。
そこから今のこの仕事の内容になっていると思うと、なんだか不思議な気もします。
脱毛を始めた私の気持ちの変化
脱毛を初めて3ヶ月くらい?だったと思います。完全に毛は無くならないものの、少なくなったり細くなったり、明らかな変化が見え始めました。
それを見て、単純にものすごく嬉しかったんですよね。変わっているかんじがしたんだと思います。見た目の変化ではあるけれど、当時の私にとっては心躍る出来事でした。
今までは剃っても毛穴が目立つし、、と隠そうとしていた部分も、毛穴自体がきれいになって、お肌が健康的になり、清潔感も出た気がしました。
そうなると、選ぶ服が変わったりして、それまでは毛のせいで着られなかった服が着られるようになりました。
(私はこのblog内で何回“毛”という言葉を発するのでしょう、、笑)
気持ちの変化から行動の変化
コンプレックスが解消されたり、おしゃれが楽しめるようになると、自然と活動的になったりもして、積極的に行ったことのない所に行ってみたり、会ったことのない人に会ってみたり、これまでより挑戦できる自分になっているのを感じました。
変わったのは見た目だけど、こんなふうに内面的なことにも変化をもたらしてくれるってなんだか良いなと思ったのを今でも覚えています。
変化するきっかけって、意外と大きな決断ではなくて、こうした小さなことの中にあったりすることもあったりしますよね。
私の場合、本当にふとした事がきっかけでしたが、あの「脱毛してみよう」という小さな気持ちから、実際にやってみたことで、たくさんの変化や気付きを体験できました。
そこから、また少しづつ変化していくのですが、それはまた別の機会にまとめてみようと思います。
なんだか私の昔話をただ赤裸々に書いただけのblogになっていますが、私の小さな変化のきっかけでした。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。
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