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2025-01-14

【朝の健康習慣】白湯飲みと舌ごけ取り(舌磨き)

朝の健康習慣について

アーユルヴェーダの教えの中の〝ディナチャリア〟という〝1日の過ごし方〟でもよく説かれている、白湯飲み舌ごけ取り

今回はそんな朝の健康習慣について、簡単にまとめていこうと思います。

白湯飲み(朝一番に飲む)

アーユルヴェーダで、必ず最初に登場するドーシャというエネルギー〝火・水・風〟の3つのバランスを整えてくれるとされている白湯。

バランスを整え、健やかな状態へと導くことはもちろん、

朝起きぬけに、寝ている間に汗で失った水分を補い、身体を潤しれくれます。

冷えてしまった身体や内臓を温め、
アグニ(アーユルヴェーダでいう代謝のためのエネルギー)を活性させ、代謝や消化力を高めます。

朝、体に残った老廃物を、あたたかな白湯で洗い流すイメージで取り入れることをオススメします。

季節や体質によっても、温度を調整するのも◎

基本的は熱すぎるお湯というよりは、人肌より少し温かいめのを飲むのが、火のエネルギーを上げすぎてしまわないコツとされています。


白湯まとめ

  • 身体のバランスを整える
  • 失った水分を補う
  • 身体や内臓を温める
  • 代謝や消化の力を高める
  • 熱すぎるお湯はNG
  • 季節や体質で温度調節する

舌ごけ取り(舌磨き)

アーユルヴェーダでは、眠っている間に身体の老廃物や毒素が舌にも浮いてくるとされています。

朝、お白湯を飲む前に、口の中をクリアにすることはもちろんのこと、

日々の舌の状態で、自分の健康状態のチェックをすることもできます。

タングスレーパー」という舌磨きの道具を使うことで、やさしく負担をかけることなく、舌ごけ取りができます。

インターネットなどでも気軽に購入できますよ。

〔注意点〕歯ブラシなどでゴシゴシ掃除してしまうと、舌の表面にある味蕾というツブツブを傷つけてしまったり、逆に毒素を押し込んでしまうことがあるので、オススメしません。

日々、舌ごけ取りをしていると、舌ごけの多い日、少ない日などの変化が見えてきます。

舌ごけが多く厚く浮いている時は、食べ過ぎや消化不良のサイン。
胃腸に負担がかかり、冷えやホルモンバランスの乱れにもつながりやすくなります。
(お肌でいうとニキビ・くすみ・乾燥・むくみなどの原因に)

また、舌ごけの色味によっても体内エネルギーのバランスの乱れや、注意すべき不調の違いが見えてきます。

舌を見て、状態がわかれば、改善のための方法や、悪化する前の予防策が見えてきます。

それがわかることで、身体の健康はもちろん、肌トラブルに繋がる前に予防をすることもできます。

舌ごけ取りまとめ

  • 舌ごけは老廃物や毒素が浮いたもの
  • 毒素が体内に戻らないよう、お白湯を飲む前に舌こけ取りをしよう
  • 歯ブラシなどでゴシゴシするのはNG
  • 舌ごけの量や形状を観察してみよう
  • 食べ過ぎ、消化不良が見えたら改善ケアに取り組む

最後に

少し長くなりましたが、できるだけ簡単にお白湯と舌ごけ取りについてまとめています。

体質別のケアの方法など、細かなことはまだまだありますが、
どんなタイプの人にも健康のための習慣になり、気軽に取り入れ、続けやすいふたつの朝の習慣だと、わたしも感じています。

このふたつに関しては、わたしも毎日続けています。

もっと詳しく知りたい、相談したい等、ありましたら、お声がけください。

日々の健康習慣の参考となれば幸いです。

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