人の目を気にしてしまう?息苦しさを感じていた私のこれまでと今

先日、岡本太郎美術館へ行ってきました。
強い気持ちをストレートに心に届けてくれる太郎さんの作品たちに私の心は揺さぶれっぱなしで、色々な感情が湧いてくる一日を過ごしました。
帰りにミュージアムショップで色々を買い物をしたのですが、その時に目に止まって購入した本を今、読み進めています。その本の中で「自分を生きる」ということについて書かれているのですが、ふと、人の目を気にして行動できない過去の自分の姿を思い出し、ここに書いておこうかと思い、手を進めています。
スキンケアには直接関係のない内容かもしれませんが、私が心の健康を保つために、これまで行動したこと・意識したことは、紛れもなく健康的な肌づくりにも繋がっていると感じています。
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小さい頃から人の顔色を見たり、人からどう思われるのかを、すごく気にする自分がいました。
こうしたほうが良く思われるとか、こうしたほうがあの人が喜ぶだろうとか、こっちの選択のほうがきっと安定的だし正しいだろうとか。
気がついたら何かを決める時に、そんな風に考えて物事を決めていたような気がします。
なので、安定してできる仕事を選び(自分で決めていない)、恋愛においても、こうした方が相手にとって好印象だろう(自分の意見はない)、そんなことばがりを繰り返していました。
20歳を過ぎたころに、そんな積み重ねが自分の中に積もり積もって、本当に苦しくなりました。
仕事で人間関係に悩んだり、恋愛がいつもうまくいかなくて自分に対する自信をなくしたり、そんな負のサイクルを繰り返して、いつも環境のせい、誰かのせいと思っていないと、心が持たなかったように思います。
でも、そんな自分が本当に嫌で、変わりたいとも強く思っていたと思います。
そんな時、私はどうしたのかというと、恋愛はいったん置いておいて(本当にくたびれていたので!)、何かやりたいと思えることを見つけたい・自信をつけたいと思うようになりました。
まだガラケーの時代で、家に一台しかない、今では考えられないくらい奥行きのあるパソコンで、Yahoo!を開き、世の中にどんな仕事があって、どうしたらその仕事に就けるのか、たくさん調べました。
本当なら、学生のうちにそんな体験をしたかったけれど、学生のころの私は、誰かの目を気にして、自分がどうしたいかを深く考えもしていなったので、この時ようやく、その感覚に目覚めたんだと思います。
(でも、今となっては、それも良い経験だったと、自分の中で納得して受け入れています)
その後、検索し続けて、自分の興味が強かった旅行関係の仕事と美容関係の仕事のふたつに絞り込むところまで到達。
どうすれば、現実的にその仕事をするところまで辿り着くことができるのかを調べる中で、今の自分に圧倒的に足りない知識と経験をゼロからでも積み重ねていけそうな、養成スクールというものを見つけました。
働いている自分をイメージした時に、こんな自信のない自分が変われる・同じように悩んでいる人のお手伝いができる、そんな美容の仕事が自分には合っているのではないか?と思い、美容スクールへ行くために、当時暮らしていた地元北海道を離れ、東京へ行こうと決めました。
どうして東京だったかというと、やるんだ!と決めたなら、たくさんの経験ができる大きな街で、思いっきり変わってみたいと思ったから。シンプルにそれだけです。
そこから東京へ移り住み、様々な経験をしますが、かなりの長文になってしまったので、今回はここまでにしますね。
変わりたいと思って、東京に住んだからといって、すぐに変われたわけではもちろんなかったです。
でも、行動を起こしたことが、私の背中を本当に後押ししてくれたし、意識をどんどん変えてくれた。
ずっと落ち込んで、考え込んでいるままだったら、絶対に今の自分とは違う人生を送っていたはず。
心のままに行動を起こす、まずがこれが大きな一歩だと今でも思います。それは、大きなことではなくても良くて、一人で日帰り旅をしてみるとか、気になっていた場所に出向いてみるとか、思ったことを行動に移してみることで、自分の中に計り知れないパワーが湧いてくると私は心から感じています。
すぐに人の目を気にしすぎる自分がいなくなった訳ではなく、その後もたくさんの転換期がありました。
それについても、また改めて書けたらいいなと思っています。
よければ、また続編にもお付き合いいただけると嬉しいです。長文でしたが、お読みいただき、ありがとうございました。











